お歳暮を贈る際に注意したいマナーをご紹介しましたが、先方からお歳暮をいただいた場合はどのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、お歳暮のお返しやお礼に関するマナーについて解説します。
お歳暮のお返しは特に必要ない
お歳暮は感謝の気持ちを示すために贈るものです。そのため、お歳暮をいただいたとしてもお返しをする必要はありません。
先方にお世話になっているなどの理由からお返しをしたい場合は、お歳暮の返礼品として、半額から同額程度の品物を「御礼」または「寒中御見舞」の表書きで贈りましょう。
お礼状を返す
お歳暮をいただいた際は、できる限り早くお礼状を返す必要があります。近年は電話やメールなどでお礼を済ませてしまうことも多いですが、電話を入れてからお礼状も出すのが正式なマナーです。お礼状はお歳暮が届いてから3日を目安に返すと良いでしょう。
特に目上の方にお礼状を送る場合は、手紙の書き方や形式にも注意してみてください。最低限のマナーを守ることで、より気持ちが伝わるのではないでしょうか。
感謝の気持ちをすぐに伝えることが大切
お歳暮は、1年間の感謝の気持ちと相手の健康を願って贈られるものですので、お歳暮が届いたら「ありがとう」という感謝の気持ちは早めに伝えることが第一です。ビジネスシーンを除いては、必要以上にかしこまった文面にしようと悩まず、まずはできるだけ早めにお礼を伝えるようにしましょう。お歳暮というタイミングで自分を気にかけてくれたお相手に対して、感謝の気持ちを伝えることが何よりも大切です。
お歳暮のお礼状の書き方は? ビジネス/個人別にマナーと文例を紹介
https://e-mono.jr-central.co.jp/column/oseibo/letter.html